2010.03.28経済近況情報

こんばんわ。桜が綺麗ですね。

でも寒くて花見とかいう気分じゃないです。(苦



・・・ん~どうも、いかんですね。

民主党政権なんですが。

大手企業の決算予測は、黒字化した発表が多くなるでしょう。

しかし実態は、まだまだ回復していません。

中小ならびに零細の企業は、むしろ今の方が苦しんでいます。

経済の活力に注力すべきは、今なのですが。

一体どこで何やってるんでしょうか?

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この2週間、東京株式市場が上昇基調ですが、これも

実態経済に基づいた上昇ではありません。

3月のオーラスの時期を迎え、機関投資家がムキになって

利益を確保しようと低迷株を仕掛けているだけです。

事実、優良企業や安定企業には見向きもしません。


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2月の消費者物価が発表されました。

なんと! 6年半ぶりの12カ月連続マイナスですよ。

デフレが止まらない。異常な冷え込みぶりです。

これではサラリーマンの給料が上がる見込みは、まったくゼロです。

給与所得者も氷河期といったところです。


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民主党のマニフェストの目玉だった子ども手当法が成立しました。

6月から子供1人につき月1万3千円が支給されます。

多くの該当する親は、少しは喜んでいると思います。

それは、背に腹は代えられないからです。

もらえるものは、まずは、ありがたいからです。

これが消費を刺激できれば、良い方向へ行くでしょう。

一方、待機児童数は、昨年10月末時点で過去最多の

4万6058人だそうです。

・・・どうも、このへんはちぐはぐですね。

「働きに出たい」という親(母親)にとっては、こちらの方が

実は重要ではないでしょうか?

子供1人につき月1万3千円をもらうよりも、毎月、5万でも

10万でも稼いだ方がいいですからね。



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2月の企業向けサービス価格は、マイナス幅が6カ月ぶりに

拡大したようです。

個人消費のみならず、企業間取引でもデフレなわけです。

特に中小企業は、お金を回転させるためにも、薄利でも

取引先から仕事を受注しているということです。

当たり前ですが、これで受注が減ったり、止まったりすれば、

マネーの循環が凍るわけです。

止まらないまでも、社員の給料まで回らないわけです。

これもまたデフレ悪循環の1つです。


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上記とも関連しますが、

自治体や官庁の仕事も激減しているようです。

地方財政が苦しいためです。

しかし、取っぱぐれが無いなどの理由から、こうした公共の

仕事を受注しようと、これまた競争入札では、信じられない

ような低い額の見積りを出しているようです。

自分たちの首を見めることはわかっているのですが、やはり

背に腹は代えられないのです。



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なんかパッとしませんが、今週も頑張りましょう。

春はもうすぐソコまできてますから。



ご拝読ありがとうございました。


2010年03月28日 Posted byFXファイター at 23:29 │Comments(0)

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